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カラー版『絵の教室』 安野光雅 (中公新書) [安野光雅]

 私の家庭は、両親ともに絵が好きで、幼い頃から絵に親しむ機会は割と豊富に与えられていたのですが、「教養」というよりは、好きなものを見ればいいという感じで、絵の価値だとか鑑賞の仕方といったことは、特に何も教えられませんでした。ただ、「ここが素敵だねぇ」とか、「この色いいと思わない?」「よくこんな線が引けるよねぇ」という、両親の素直な感想をきいて、「ふぅん」とか、「ううん・・」とか思っていた記憶しかありません。

 

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