ブログをやってみて

So-netブログを初めてから毎日1記事を書いてきて、10の記事を掲載しました。きりの良い数なので、10回ごとに1回、特定の本についての記事を書くのではなくて、自由テーマで一息いれる、「お休み」の回を作ることにしました。今回は、タイトルそのまんま、「ブログをやってみて」思う事です。ブログのサービスがあちこちで始まりはじめた頃、ちょうどhtmlとcssの基礎程度を身につけて、散歩先や旅先で写真を撮りまくって素材として加工するのが楽しみになってきていた私は、自作のホームページを作るのが楽しくてしょうがない時期でした。そのため、ブログとかSNSに参加する機会を見送ったままにしていたのですが、So-netブログをやってみて、ホームページをやっていた頃より、他の人の記事を見る機会が増えたなぁ、ということを一番に感じます。

nice!を押してくださった方、ログインしたときに最新の記事を書いている方、自分の書いた記事と近いテーマを書いている方・・・などなど、画面上にあるキーワードに触発されて、知らない街を歩くように、色々な記事をみていくのは、なかなか面白いものだなと思います。

とても落ち込んだ様子で、後ろ向きな辛い気持をつづっている方もいれば、誰かに対する思いをひっそり書いている方もいたり、難しい問題に対する自身の考えを画面いっぱいに記している方がいたり、自分の大切な作品を掲載する場にしている方がいたり、みなさん様々で、・・・人がたくさん集まると、本当に生まれてくる表現は無限だなぁ、と思うと同時に、何より人って、それが明にしろ暗にしろ、自分の中にあるものを、表現したい生き物なんだなぁ、と感じました。

と同時に、読み手も書き手も様々だという現実を振り返って、ある程度の心構えのようなものが求められていることに気づかされます。
書かれている記事が自由意思に基づいているということを理解した上で、ある種の距離感を保って読むこと、自分の書いた記事を、様々な状態の感情のある人間が読んでいるという認識。そこを離れてしまって・・・離れてなくても、何か不運が重なれば、不用意に傷ついたり傷つけたりということが起こりうるのではないかと思います。

ある作家の方が、「文章を書くときに、一番注意しているのは、自分の文章が誰かを不用意に傷つけていないかどうかということです。でも、どんなに注意して書いても、時にはどうしても誰かを傷つけてしまうことがあります。文章を書くというのはそういうことです。」というような主旨のことを書かれているのを読んだことがあります。
公に対して文章を書くというのは、本当に大変なお仕事だなと思った言葉でした。

ブログでは、本名で書く必要はありませんが、公開される以上、やはり「文章を書くということはそういうこと」なのだと思います。
あまりそのことばかり考えると、怖くなってしまいますが、とりあえず毎日記事を書いてきて、10日経って、振り返ってみて・・・・「そこのところを忘れてはいけないな」、と思いました。
これからも楽しく記事を書いていきたいと思います。

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コメント 3

大切にしていきたい、とても大事なこと、ですよね。
by hiro (2009-11-23 21:36) 

私も心に留めておきたいと思います。
by montblanc (2009-11-23 22:14) 

>hiroさん、montblancさん、こんばんは。コメント＆nice!ありがとうございます。
初めて記事に関するコメントを頂き、嬉しいです♪
こういう風な、気持ちの良いコミュニケーションが出来るって、いいものですね。大切にしていきたいと思います。

>nice!を頂いた皆様、記事を読んで下さった皆様、ありがとうございます。
書く以上、誰かに読んでもらえるのが何よりの喜びです。
またお越し頂けたら幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
by whitenote (2009-11-23 22:30)